お客様のBefore Afterです。
半年に一度くらい縮毛矯正をしていただいている40代お客様。
最近は伸ばしているので、扱いやすくほとんどスタイリングなしで済ませたいとの
ご要望です。
ご自宅でのスタイリングは、ドライヤーで乾かすだけ。たまに乾かさないで寝ることもある
とのことです。
仕上がりはこちらです。
カットとカラー(リタッチ)の同時施術で3.5時間くらいでの仕上がりになります。
※いつもご来店いただいていますお客様に限りリタッチの同時施術はさせていただいております
それではまずご来店時の状態を見ていきましょう!
Before ご来店時の状態
大きく強めにウェーブが根元の方にあるのがわかると思います。
ヘアカラーは毎月定期的にリタッチが主で、たまに全体のトーンを落とすために
ヘアカラーをしたりします。
40代ということもあり、エイジング化が進み始めていてうねうねの他に触るとチリチリした
感じの髪の状態です。
このくらいの年代の方で縮毛矯正をしている方、そして失敗経験のある方はビビリ毛になったり
針金のようなシャキンっと真っ直ぐすぎるストレートになりがちです。
癖が強いからといって、強い薬を使うとそのような仕上がりになりがちなので
注意が必要です。
目標は乾かすだけでまとまる状態に。ロングなので、少しでも汚く見えてしまうと
それだけでかなり汚く見えがちです。
ここで大事なのは薬剤を時間をかけて髪に効かせていく事
縮毛矯正はどうしても時間がかかってしまいます。
それはアイロンワークに時間がかかるということもあるのですが、それよりも大事な
一番最初の薬をつけてからの時間です。
最低でも30分は時間は起きますし、かかる方は1時間ほど薬をつけている時間があります。
何故なのか?これは絶対に知っていただきたい
突然ですが、お料理は得意ですか?
得意不得意はあまり関係ないのですが 笑
お肉を焼くとき火は強火ですか?弱火ですか?
食べ物なので実験はなかなかできませんが、強火でしっかりお肉を焼くととても
硬い仕上がりになると思います。
逆に弱火で時間をかけると柔らかい仕上がりになると思います。
これは髪にも同じ事が言えまして、強い薬を使うと硬い仕上がりになります。
癖が伸びればまだいいのですが、こういうケースの場合大体は癖が伸びきっていない事が
多いです。
逆に弱い薬で時間をかければやわらかい仕上がりになります。ただ、弱すぎてもダメージするだけで
癖は伸びないので髪の毛に対して適正な強さの薬を使う必要があります。
工程のおさらい
ご来店↓
髪全体を濡らす↓
薬剤塗布↓
薬剤流す↓(ここまでで大体一時間ほど)
毛先をカット↓
ブロー↓
アイロン↓
毛量を調節↓
カラーリタッチ↓
矯正の定着させる薬↓
シャンプー↓(ここで3時間ほど)
乾かして仕上げ
After 仕上がりです
乾かしただけの状態です。
根元の大きなウェーブもしっかりストレートに。写真だとわかりづらいのですが
手触りもかなり柔らかい感じになっています。
これで梅雨も安心ですが・・・
縮毛矯正は非常にデリケートな施術です。
綺麗に見せる(見える)のですが、実際は髪の毛の中の構造を変えたりするので
それなりにダメージはします。
ですので、日常的なホームケは必須になります。それも髪の毛の状態にあったものが
望ましいです。
サロン専売品などはどうしても高価になりがちです。市販されているものでもオススメなども
よく質問されるのですが、あまりオススメはいたしておりません。
理由は、縮毛矯正自体他のメニューに比べて高価であるためそれに見合うものを使わないと
せっかくのものが台無しになる可能性が多いからです。
10代のと40代では明らかに髪の毛の強度も違うので、当然使うものは分けて
考えていただきたいというのが本音になります。
Fuuではオリジナルのヘアケアをご用意させていただいているので、多くの方に
オススメ・使用していただいています。
ただ、肌に使うものなのでこれが絶対ではありません。
最後に
季節によって髪の毛へのストレス感って違いませんか?
くせ毛の方は梅雨〜夏あたりが特にストレスを感じやすいと思うんです。
綺麗にするはもちろん一番大事なのですが、ストレスをいかになくすかということも
大事と捉えて仕事させていただいております。
綺麗にする方法よりも汚くならない方法をご提案差し上げることも多いと思います。
そのような方法を知りたい!という方は下記の公式ラインよりメッセージいただければ
現状を踏まえ、お伝えさせていただきます。
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