特にインスタなど情報を追っている方などはたまに目に飛び込んでくる
酸性縮毛矯正。
ダメージもなくサラサラツヤツヤになるっていう謳い文句で
憧れる人も多いはず。
だけど、実は落とし穴もあるのでどういうものなのか?
そして、どんな感じの人にマッチしやすいのか?
などを解説させていただきます。
酸性縮毛矯正とは?
文字通り、酸性の縮毛矯正です。
小学校くらいの理科で少し触れてると思いますが
- アルカリ性
- 中性
- 酸性
という極性という定義があります。
アルカリも強いと強アルカリ。酸性も強いと強酸性となります。
この酸性の極性の範囲の薬剤の特性で行う縮毛矯正を
酸性縮毛矯正といいます。
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アルカリ縮毛矯正が主流
従来(今も現役)縮毛矯正の薬剤はアルカリ性の薬剤が主流です。
通常、美容院にある薬剤のほとんどはアルカリ性でアルカリの力で
キューティクルを開いたり髪の毛の中の構造非変化を持たせたり
する役割を持っています。
一般的なヘアカラーもそうですね!
ヘアカラーで想像していただくと少しわかりやすいと思いますが
ヘアカラーを施術した後時間が経つとパサつきが起こってきます。
これはアルカリの力によるもの(それだけではない)なんですね。
これがダメージです。
ですので、アルカリの縮毛矯正はダメージするという認識が生まれました。
一方で、酸性の縮毛矯正はアルカリの力を使わないのでキューティクルを開きません。
ですので、ダメージしない。。。。弱酸性が肌に優しいというイメージからも
優しい縮毛矯正というメー時がついたものと思われます。
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弱酸性なら優しいしダメージないならいいと思う
このような、『酸性縮毛矯正はダメージしません』!や
『酸性宿毛矯正は優しい』のようなワードにに釣られて
酸性矯正を選択したい!と思った方。
ちょっと待って!
酸性矯正でもダメージはあります。むしろ、酸性矯正で大ダメージになると
かえって取り返しのつかない事になりかねないので注意が必要です。
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酸性矯正とアルカリ矯正お客様にはチンプンカンプン
正直、お客さまにとってどっちでやるかという事にこだわりがある方って
そんなにいないと思います。
究極、綺麗になって希望通りになればどちらでもいいと思うんです。
これは、お客さまに選択いただくよりも美容師がお客様の髪を見て
どちらがいいか選択して施術することがとても大事ですね!
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薬剤に弱い髪の毛というのがあります
この薬剤に弱い髪の毛というのは美容師的には、アルカリ性の薬剤のことを
指すことが多いのですが、この場合は酸性矯正を選択するケースは
十分に考えられます。
例えば、エイジング毛と呼ばれる髪の毛に年齢を感じた髪の毛なんですが
エイジングが進むと非常に薬剤に対してデリケートになります。
癖の強さにもよりますが、この場合は酸性矯正がマッチすることは
少なくないです。
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まとめ
酸性矯正自体はダメージすることが無い、ということはありません。
大事なことは薬剤なので絶対にダメージはあります。
髪の毛の状態に合わせた処方をすることで、ダメージが最小限に
抑えられることを目的として選択肢の一つとしては
アリです。
どうしても、酸性でやりたい!という方以外は美容師側で
お客さまに合わせた選択をするものだということです。
私の髪に酸性矯正が合うかどうかわからない、という方は下記の
公式LINEよりメッセージいただければお答えさせていただきますので
お気軽にご連絡ください。
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