『本当に私には縮毛矯正が必要なの?』美容師さんに縮毛矯正をオススメされ、シンプルにそう思った方もいらしゃるのではないでしょうか?
日本人の約8割の人がくせ毛と言われています。
昔は日本人といえば、黒髪ストレートというのが代名詞のように謳われていました。食生活なのか生活習慣なのか、長く美容師をしてきて髪の質が変わってきたようにも思えます。
毎日お客様と接していて、髪の毛のお悩みを伺う上で『くせ毛』が原因で思うようなヘアスタイルになかなかなりにくいというのがあります。
だからと言って、全員に縮毛矯正が必要かいうとそういうわけではないです。くせ毛があった方が扱いやすい場合もあります。
- 何となく扱いにくいなぁ
- うまくまとまらないなぁ
と感じている方、もしかしたらくせ毛さんかもしれないです。ご参考になさってください、くせ毛はいくつかのタイプに分かれますし生えている場所によってくせの種類が違うこともよくあることです。
いくつかくせ毛のタイプ例をあげさせていただきます。どのタイプの髪質も縮毛矯正があった方が扱いやすいです。ですが、必ず必要というわけではありません。髪型やスタイリングによっては必要と感じない場合も多いですので、ご自身の髪質と見比べてご参考にしていただければと思います。
この髪質っぽいなぁというところを目次からクリックしてくださいね!
乾いている時大きくうねる、濡らすと真っ直ぐ
- 何となく広がる
- 雨ふると広がる
- 汗かくと広がる
- 頭洗った後は割りと真っ直ぐな感じ
いつもパサパサしやすい。うねりも大きくあるしブローじゃ綺麗に収まらない。。。アイロン毎日するけど余計にパサパサしてきてダメージが気になる。でも、おふろ上がった後は真っ直ぐになるからくせじゃないよね?って思ってしまう。
湿度が低めの日は比較的落ち着かせやすく、そんなにストレスはないんじゃないかと思います。逆に湿度の高い日は何してもなかなか髪の毛が落ち着かないのでついつい結んでしまう。
そのような方にオススメなのが、年1回の縮毛矯正。
ゴールデンウィーク頃に一度やっておくと翌年まで割と快適に過ごすことができると思います。
また、髪の毛のしなやか成分が足りなくなる傾向にあるのでドライヤー前のオイルなどの補修成分などで補給し、出かける前にはオイル系のものでスタイリングしておくと広がりが出にくくなります。
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乾いていても、濡れてても真っ直ぐっぽい。でもザラザラする
- 毛先の落ち着きが今ひとつ
- 多少広がる感じがする
- 乾燥してるような感じもする
- 指通すとザラつきを感じる
いつも何となくパサついている。毛先もまとめにくいし、かといって大きく広がるわけではないしウェーブが出るわけでもない。ただ、指通りはザラザラ。
湿度が低い日でも毛先の納まりはイマイチよくない。大きくは広がらない。
湿度が高い日は広がりやすく毛先の納まりもイマイチ。ベタベタオイルで収めようとしてしまう。
このような方には年1~2回の縮毛矯正がオススメ。
一見ストレートと感じる方もいらっしゃいますが、ザラザラがくせ毛な証拠。このザラザラを取るだけで、見違えるような髪の納まりとヘアスタイルになります。
乾燥はしやすく、髪も硬くなりやすいのでドライヤー前のオイルの補修成分で柔らかをプラスしてあげて仕上げは毛先にオイル系のものを使用するといい状態が長続きします。
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乾いているときうねる。濡れている時うねる
- 乾いている時は大きいウェーブを感じる
- または毛先がはねる
- 濡れるとウェーブが若干強めになる
ブローをしてもなかなかまとめにくく、またアイロンを常用するとダメージが気になりやすい。一年通して広がりやすく、結ぶことも多い。結びたくないときはスタイリング剤を多めに使うことが必要とされ、ベタベタすることが不快に感じやすい。
このような方は年2~3回の縮毛矯正がオススメ。
長さにもよりますが、短めなヘアスタイルですと3ヶ月くらいで頭が四角く見えやすくまとまりが悪くなりがちです。
乾燥しやすく髪も硬く感じやすいので、濃度の高めなアミノ酸系シャンプーで優しく洗いしなやか成分のあるオイルをドライヤーの前に使用すると落ち着かせやすくなります。仕上げはオイル系もしくはバームなど少々オイル感が強めなものを使用することで毛先の落ち着きを出すこそができます。
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乾いている時広がる。濡れている時真っ直ぐ
- ウェーブはあまり感じないけど広がる
- 毛先がふわふわした感じになる
- 濡れると真っ直ぐ。毛先に張りを感じない
ウェーブはあまり感じないけど、パサパサして広がる感じがする。毛先の方が特にふわふわしていて収まりが悪い。
湿気の少ない時期は収めやすいが感想は感じやすい。
湿気の多い日は毛先が広がりやすいけど根元の方はペタッとする。
これは、くせ毛ではなくくせ毛のようになってきた加齢毛が原因の可能性が高いです。しっとりさせて落ち着きを出したいけどペタッとするので、オイリーなものは敬遠しがち。
もし縮毛矯正をするなら年1回。
高濃度のアミノ酸系シャンプーでしっとりと洗い上げ、補修成分配合のオイルをドライヤーの前に使うことで乾燥している感じはかなり改善できます。スタイリングにオイルではなくバームを少量だけ使用することで毛先は落ち着かせることができ、根元のボリュームを潰さないで仕上げることが可能です。
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乾いて乾いている時広がる。濡れている時うねる
- 乾いている時はウェーブを少し感じる
- うねるとういうより広がる方が気になる
- 濡れるとウェーブを感じる
乾燥が強い傾向で、さらにウェーブを少し感じる。スタイリング剤なしで仕上げると毛先がまとまらず横にボリュームが出やすい。
湿気をあまり感じない時期でも乾燥を感じやすく、広がりが出やすい。
湿気を感じる時期は広がり毛先の落ち着かず汗で根元はぺったりしがち。
もともと、癖はあってさらに加齢毛になってきた傾向にあります。
縮毛矯正は年1~2回がオススメ。
ダメージが気になりやすい髪質なので、ホームケアでしっかりケアをしておくとダメージ予防になります。洗浄成分の強いシャンプーなどはより乾燥を強めるので優しく洗いあげられる高濃度アミノ酸シャンプーで優しくしっとり洗い上げ、補修成分のあるオイルをドライヤー前に使用することがオススメです。
スタイリングは、オイル感の強目のものかバームを少量毛先に使うことで毛先のまとまりを作ることができます。
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乾いている時何となく広がる、アホ毛あり。濡らすと真っ直ぐ
- 湿気や汗で広がりを感じる
- 見た感じはくせ毛っぽくない
- アホ毛がいつもきになる
- 濡れると真っ直ぐ
すごく広がるわけでもないし、かと言って収まりがいいわけでもない。ストレートだねって言われたらそうなんだけど何となく艶がない。そして多数のアホ毛が出ている。
この『アホ毛』トリートメントで収まる、っていう美容師さんたまにいらっしゃいますがこれも列記としたくせ毛です。トリートメントでは絶対に収まりません。
アホ毛を収めれば毛先の納まりもかなり良くなりツヤも出ます。
このような方は年1~2回の縮毛矯正で通年通して綺麗な感じを保てます。
毛先はパサつきやすいので、定期的なカットなどのメンテナンスが必要です。薬剤に対して非常にデリケートな髪質なので、ホームケアメインでケアをして頂くといかと思います。また、髪質改善などで髪の毛の構造を強くすることでより強い髪にしていくことも視野に入れて頂くといいです。
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まとめ
縮毛矯をオススメするのは売り上げのためではないです 笑
色々な髪質があって、ちょっとだけ悩んでいる方もいらっしゃればかなり悩んでらっしゃる方もいます。ご来店いただくお客様には特に少しでもお悩みを解消して頂く手段として縮毛矯正をオススメしたりします。
高額な施術ではありますが、白髪染めと違い1ヶ月経ってもまだまだ収まりがいいママなのは特徴です。結果的にはコスパにとても優れていて結果もいいのでオススメさせて頂くこともしばしば。
ここに挙げさせていただいた髪質も、美容師目線でわかるものですのでもし自分の髪質よくわからないという方がいらっしゃいましたら下記の公式ラインよりメッセージいただけましたらわかる範囲でお答えさせていただきますのでお気軽にメッセージください。
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