こんにちは、豊島区千川駅の完全マンツーマン美容室Fuuの野本です。
初めての方はこちらをご覧ください^^/Fuuの大事にしてることなどを書いています
自宅でできる『市販のカラー』はサロンカラーよりも痛むっていう話、よく聞きませんか??
僕もそのようにお客様にお話しすることあります。
髪の毛を綺麗に保つのにダメージは大敵です。サロンカラーやパーマもダメージはしますのでが最小限にとどめる工夫はできます。では、なんで『市販のカラー』がダメージするのか考えていきましょう!!
それにはまず知っておく大前提があります。それは・・・ヘアカラーはどうやって染まるのか??ですね
- まずは髪の毛のことを知ろう!!
- ヘアカラーの仕組みを知ろう!!
- 髪の毛には染まりやすい場所と染まりにくい場所があるのを知ろう!!
- 時間が必要ってどういうことか知ろう!!
- ヘアカラーは明るさだけではなく色味も大事なことを知ろう!!
- そういえばホームカラーって速くない??ってことを知ろう!!
- ホームカラーのメリット・デメリットを知ろう!!
- サロンカラーのメリット・デメリットを知ろう!!
- メリット・デメリットを踏まえたことを知ろう!!
- 本題のホームカラーって本当に痛むの??ってことについて知ろう!!
- ホームカラーのダメージと色持ちについて知ろう!!
- 手軽さは良いこととの隣り合わせなことを知ろう!!
- [これ重要]ホームカラーをしている方は必読!!これを守ればホームカラーも可能?
- ホームカラー派の方、これはこだわっていただくのが理想です
- サロンカラーをして欲しい理由は・・・知って欲しい!!
- お店でカラーして欲しいって聞こえます??
- 最後に長々と書かせていただきましたがまとめ
- 場所やお問い合わせはこちら!
まずは髪の毛のことを知ろう!!
これを知っておかないことにはですね^^
髪の毛の中には、メラニン色素があって青・赤・黄が混ざり合って黒い色を作っています。
日本人がヘアカラーすると赤味を含む色味に振れやすいのは赤味をおく含んでいることが多いからなんです。
逆に黄色くなりやすい方は、赤身が多くない場合がありますね!
ヘアカラーの仕組みを知ろう!!
ヘアカラーはわかりやすくお伝えすると、ブリーチと染色を同時に行なっています。
ブリーチと言っても金髪にするわけではありませんw
ヘアカラーでいうと、3レベル〜14レベルぐらいがあって(3が黒に近い方)レベルによって明るくなる限度が違います。
ブリーチ(脱色剤)を使うと14レベル以上になりますね!
ヘアカラーの薬を髪の毛につけると、まず髪の毛の中に入り込み
・髪の中のメラニン色素を削ります
・染料を髪の中に入れます
・酸化させて発色を促します
これを時間をかけて行います。
お気付きの方もいらっしゃると思うのですが
『それ髪が傷むやつじゃない??』
と思うと思います。そう!!痛むのです!!
髪の中のものを削り取るだけではなく、髪の中に薬剤が侵入する際にキューティクルを開きますのでそれでもダメージします。そして、ヘアカラーだけではそのキューティクルを閉じることはできませんので放っておくとダメージにつながります。
余談ですが、ヘアマニキュアはダメージしないという理想の染料と思われがちです。確かに髪にくっつくだけのヘアマニキュアはヘアカラーのようにダメージはありませんが、くっつく時にアルコールを使って髪にくっつくのでその時に水分をとります。なので、厳密にはダメージにつながる可能性があるということです。
髪の毛には染まりやすい場所と染まりにくい場所があるのを知ろう!!
髪の毛には染まりやすい場所と、染まりにくい場所があります。
頭の箇所としては
- もみあげ辺り
- こめかみあたり
- 襟足
が主に染まりやすい場所です!知ってました??w
髪の毛の染まりやすい染まりにくいはというと
髪の長さや、ダメージ具合によってやり方が全然違います。例えば・・・
カラーやパーマなどをしたことのないセミロングの方ですと
- 根元は明るくなるのに時間がかからない
- 逆に毛先の方は明るくなるのに時間がかかる
というようにカラーを染めるのに必要なことは『時間』という概念が必要なんです
時間が必要ってどういうことか知ろう!!
上に書いたようにヘアカラーをするのに大事なことは時間なのですが、染めたい色を全部塗ってしまうとほとんどの場合は根元が明るくなって毛先が暗いままになってしまいます
『自分で染めるとムラが出来のよね』『明るくなるんだけど思った色入らないの』
というお言葉をご自分で染められている方から聞いたことありますが、そんな経験ありませんか??
毛先と根元の明るさを揃えるには『時間差』が必要です。
毛先の方が明るくなるのに時間がかかるので、先に明るくなりにくい毛先の方から染めていきます。
時間が経って明るくなったら、それに合わせて根元も染めていきます。
ヘアカラーは明るさだけではなく色味も大事なことを知ろう!!
ヘアカラーの大事な点は、明るさももちろんですが『色味』も大事な要素ですね
赤っぽい色味や黄色っぽい色味、アッシュは人気で赤味をあまり感じたくない方にはオススメすることも多いですね
この色味に関しても、色を出すのには時間が必要です
サロンでのヘアカラーをしたことのある方はご経験あるかと思いますが、髪につけたカラー剤の色がつけたてよりも時間が経ってくると変色してくるんですがこの現象が『発色』している最中の現象です
カラー剤が発色に必要なのは『酸素』です。空気に触れることで酸化していきます。酸化することで発色を促していきます。熱を使って発色を促進することもできなくはないですが、自然にじわりじわりと発色させることが大事なことです
そういえばホームカラーって速くない??ってことを知ろう!!
ホームカラーって設定時間速いって思いませんか??
サロンカラーをすると時間は確かにかかります。もちろんなるべく早く仕上がるよには工夫はするのですが、ホームカラーの方が早く明るくなって、発色も速いです。
ホームカラーの利点ってあります
- 早く染まる
- 空いた時間に自宅でできる
- コスパがいい
なのに、ホームカラーをしない方も多いと思いませんか??
それには明確なメリットデメリットがあるからなんです
ホームカラーのメリット・デメリットを知ろう!!
ホームカラーのメリットですが
- 安い
- いつでもできる
- 速い
です。デメリットは
- 自分が見えないところはやりにくい
- なかなか思ったような色味が出しにくい
- 色抜けるのが速い
が思いつくところですね
サロンカラーのメリット・デメリットを知ろう!!
サロンカラーのメリットは
- 色味の選択がしやすい
- 色持ちがいい
- ダメージを感じにくい
デメリットは
- 費用がホームカラーよりもかかる
- 時間がかかる
ぐらいでしょうか
メリット・デメリットを踏まえたことを知ろう!!
この両者のメリット・デメリットを踏まえると
- 色持ちに関して
- ダメージに関して
- 時間に関して
ということが、対比されていることがほとんどだということがわかります。
ここからがやっと本題なのですがw
ここの部分がホームカラーが痛むということにとても関わるところなんです
本題のホームカラーって本当に痛むの??ってことについて知ろう!!
髪の毛は急激な変化をとても嫌います。
同じ薬剤をつけたとしても、ゆっくり効かせるのと熱などを使って促進させるのではダメージ具合が違うことが多いです。(熱が必要な場合もありますが今回は割愛で)
まず、染める時間についてですが
ホームカラーの方がサロンカラーよりも短い時間で染められるように設定してあります。
理由は先にもあげた、時短で染められるようにするためです。
基本的なカラー剤の仕組みは、ホームカラーとサロンカラーはほとんど違いがありません(薬剤の内容は置いておいて)
違いは早く染まるように処方するかゆっくりと染まるように処方するかです。
髪の毛は急激な変化をとても嫌うので、早く染まる処方のホームカラーはダメージしやすいと言えるのです。
5分や10分違うだけでも髪の毛にはとてもストレスになります。
ホームカラーのダメージと色持ちについて知ろう!!
サロンカラーは時間をかけてゆっくり明るくなっていきます。と、同時に色味もゆっくりと変化していくのです。
しかし、ホームカラーは早く染まることを前提に作られているので早く明るくなって早く色味が入るように作られています。
本来時間をかけて色味の定着を行わないといけないのに、時短で色味を定着させようとしているので定着しきれずに速い段階で色味も抜けてしまうのです。
手軽さは良いこととの隣り合わせなことを知ろう!!
ホームカラーの最大のメリットは手軽さです。
空いた時間に気になったらすぐに染めることができます。
『とりあえず見えるところだけ〜』
って染めたことありませんか??w
一番染めやすいのは、鏡でご自分の顔を見た時位見える範囲です。
生え際や分け目・・・主に耳より前の部分です。
ホームカラーをしている方の特徴が、その前の部分をよく染めていることにあります。
手軽に染められるので、見える部分を頻繁に染めるのです。
そして、頻繁に染めるところだけが痛んでいきます・・・^^;
[これ重要]ホームカラーをしている方は必読!!これを守ればホームカラーも可能?
僕は、ホームカラーはしても良いと思います。ただしデメリットを理解した上でやっていただくことは理解していただきたいのです。
美容師は、髪の毛につけた薬剤履歴を非常に重要視しています。
長さにもよりますが前回、前々回・・・ロングの方だと1年前とか、どの薬剤を髪に乗せたかで施術方法が変わってくるケースがあるからです。
特にホームカラーしている方で以下の施術を希望されている方は要注意です
- 縮毛矯正
- デジタルパーマ
- パーマ
- ヘアカラー
- 髪質改善
ってほとんどじゃない??
そう全部なんです!!w
結局のところ、ホームカラーで必要以上にダメージさせてしまうので別の施術をする過程で薬剤選定がシビアになてきます。
綺麗に仕上げたい場合は、ホームカラーは望ましくないのですがまぁまぁな仕上がりでも大丈夫でしたらホームカラーをしても良いと思います。
もしくは、施術によっては保護をしたり髪に今足りてない栄養を与えたりと余計にコストがかかってしまうこともあります。
ダメージしてしまった髪の毛をダメージする前の髪の毛に戻すことは今の技術ではほぼ不可能なんです。
また、ホームカラーとサロンカラーを組み合わせている場合も同じです。
ダメージが進むことで何をやっても良い状態が長続きすることは難しく、またホームカラーをしている方の特徴としてムラに染めてしまうケースありますがそれの修正も大変ではありますし結局質感や色持ちに反映されやすいのでそういう意味ではあまりお勧めできませんが、とりあえず染まっていれば良いよ?という方はホームカラーで染めても良いかと思います(緊急時は仕方ない場合もありますが・・・)
ホームカラー派の方、これはこだわっていただくのが理想です
ホームカラーをしている方の割合はカラーしている方の全体の約40%以上の方がしているそうです。
その中で、悩みに上がる第一位は「髪がパサつく」ということのようです。
上にも書いた通り、ダメージをより受けやすいホームカラーですのでそれに応じたヘアケアが必要になります。
こちらは絶対にというレベルでこだわっていただいた方が、今だけではなく未来のご自分の状態にも関わることですのでこだわっていただきたいところです。

当店ではこちらオススメさせていただくこと多いです。
ですが、お気に入りのホームケアが合えばそちら使っていただくのがいいと思いますが今の状態にあっているものかどうかご相談いただくのもいいと思いますm()m
サロンカラーをして欲しい理由は・・・知って欲しい!!
それはシンプルに
髪を綺麗に保って欲しいから
に尽きます。色味やツヤを保つこともしやすいですし、メンテナンスが必要でも修正しやすいです。
何より、薬剤履歴が分かっているので別の施術をご希望の時でもシビアな薬剤選定は必要ない場合が多く常に綺麗を保っていただける大きい要素になり得るからです。
そして何より、上の方で書きましたがカラー剤は
キュティクルを開く
↓
薬剤浸透
↓
発色
で、終わってしまうのですが最後にキューティクルを閉じるという作業はなかなか自宅ではやりにくいのです。
この作業は専門的な知識が必要ですし、だいたいのサロンはやっているかと思いますし、当然Fuuでもやっています。
この作業をすることで色持ちや、手触り、つや、ダメージの進行具合はかなり変わってきますのでとても大事ですね!!
お店でカラーして欲しいって聞こえます??
はいっ!!して欲しいです^^
最低でも自分が関わらせていただけるお客様には良い状態で過ごしていきたいというのが本音です!
少しずつではありますが、カラーリングの内容もブラッシュアップしていっています。
良いフィードバックをしていきます!!
決して派手ではないですが、良いと思っていただける確かなものをさせていただけるように!!
最後に長々と書かせていただきましたがまとめ
まとめですが、完全に美容師側の意見ですがホームカラーは極力避けていただくのが良いと思います!
何よりもより綺麗な状態を長く続けていただきたいというシンプルな理由からです!!
だって綺麗な方が明らかに若く見えますし、気分もいいと思うんです!
長々と書かせていただきました。ありがとうございます!
下記のリンクからFuuで大事にしていること書いてあります!ぜひご一読を!!

場所やお問い合わせはこちら!
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